最期

入院中の父と珈琲を飲みに行きました。お店の方と少し話をしていた父を肩越しに思い出しました。

父とふたりで珈琲を飲んだのは

あの日が最初で最期でした。

煌く時間だったのでした。

 

最期は誰にも気づかれなくそっと天から落ちてくる。


                   (この作品は個展10月6日~11日ギャ                    ラリーpawにて展示予定です。)